1957年に発表されたGMTマスター。青・赤の2色に分かれたベゼルが特徴です。
(※他の色のベゼルもあります。)ちなみに現在はすでに生産中止となっています。
GMTマスターIIの特徴
GMTマスターIIは基本的にはGMTマスター(GMTマスターI)と同じコンセプトで作られています。よって2つの見た目はほとんど同じです。GMTマスター(GMTマスターI)が2箇所の同時時刻表示が可能なのに対し、GMTマスターIIは同時に3箇所の表示が出来ます。
4.サブマリーナ(SUBMARINER)
サブマリーナは世界初の潜水用時計として誕生しました。探検家向けのエクスプローラーに対し、海洋向けという位置づけのモデルがサブマリーナです。
逆回転防止ベゼル
サブマリーナの回転ベゼルは酸素ボンベの残量を知らせるためのものです。逆回転防止ベゼルは時計回りには回らないようになっています。(海中で誤ってベゼルが回転すると酸素の残量が多めに表示されてしまうため)
リューズケース:初期のサブマリーナにはリューズケースが付いていませんでした。初めて装備されたのは1959年ころです。サブマリーナのリューズケースは、深海での作業でリューズを保護するためにあります。
5.シードゥエラー(SUBMARINER)
サブマリーナ シードゥエラー
ロレックスとコメックスが共同開発したダイバーズウォッチがシードゥエラーです。610mの深海でも耐えられる設計(1971年当時)で、現在は1220mまで可能となっています。シードゥエラーが誕生したきっかけシードゥエラーの誕生は1971年とされています。1960年代にコメックス(潜水調査が専門の会社です)が行った深海での実験中にサブマリーナの風防が破損するというトラブルをきっかけに、さらなる深海でも耐えられるように設計されました。そのため、ケースの横には自動減圧バルブがあります。
(飽和潜水時に、ケース内部に発生するヘリウムガスを外に逃がすためのものです)
ヨットやクルーザーを楽しむハイクラス層向けのモデルです。サブマリーナの豪華版といったところです。
サブマリーナの豪華版
サブマリーナの豪華版という位置付けのモデルがヨットマスターです。
誕生したのは1992年。ロレックスの長い歴史の中では新しい部類に入ります。ヨットマスターはロレックスのスポーツモデルで唯一メンズ・ボーイズ・レディースサイズが揃っています。 ロレジウムはケースがSS/PT(ステンレススチールとプラチナ)のものを指します。
7.デイトジャスト(DATEJUST)
デイトジャストとは、真夜中12時に日付が一瞬で変わる日付表示機構、またその機構が付いた時計のことです。
多彩なバリエーション:ケース素材・カラー・インデックスの組み合わせにより非常に多くのバリエーションが存在するモデルです。ちなみに、モデル名のデイトジャストとは、真夜中12時に日付が一瞬で変わる日付表示機構のことです。
8.パーペチュアルデイト(PERPETUAL DATE)
ロレックスの3大発明(オイスターケース・パーペチュアル・デイトジャスト機構)を搭載したモデルがオイスターパーペチュアルデイトです。
ロレックス3大発明を搭載した定番モデル
パーペチュアルデイトはロレックスの3大発明を搭載した定番モデルです。オイスターケース …オイスター(牡蠣)の名前が由来の頑丈な防水ケースのことです。 パーペチュアル …ロレックスが開発の自動巻上げ機構です。ゼンマイを効率的に無駄なく動かすための仕組みです。 デイトジャスト機構 …真夜中12時に日付が一瞬で変わる日付表示機構のことです。なお、機能的にはデイトジャストと同じです。